フレンドショップ⑰ 御菓子司 膳所 亀屋廣房

旧東海道に面し、”びわこの城下町・膳所”にある老舗の和菓子屋さん。

木造の店構えが温かく、懐かしい、つい入りたくなる和菓子屋さん
名物の和三盆菓子「源氏窓」


滋賀の名産・羽二重餅も柔らかくする添加物は使用せず、素材の味そのままでご提供。

「亀屋廣房」は、旧東海道に面し、東海道五十三次の草津宿と大津宿の中間に位置する、びわこの城下町膳所(ぜぜ)にある老舗の和菓子屋さん。

昭和16年、京都・烏丸御池にある「京菓子司 亀末廣」から分家し、81年にわたりこだわりの和菓子を製造・販売してこられました。

店主で組合員の黄瀬さんがお店の菓子に無農薬や無添加の食材を使用し始めたのは10年ほど前のこと。
ご自身の病気がきっかけとのこと。

お餅を柔らかく保つゲル化剤など、和菓子に欠かせない添加物をなるべく使用せず、滋賀の名産・羽二重餅を使った餅菓子は冷凍で提供。
真空パックを利用して賞味期限を延ばす工夫もされています。
砂糖は種子島の粗糖や徳島の製糖所の和三盆を使用されており、素材のおいしさを壊さない素朴で上品な甘さを楽しむことができます。



店内には湖の国・滋賀にちなんだお菓子がずらり。
どれも美味しそうで選ぶのに時間がかかってしまいます。
「羽二重餅」を使用した滋賀の自然が描かれた
ふやき煎餅 「近江八景」

一に世間良し、二に買って良し、売って良しは三番目の「三方良し」を大切に

陰陽五行占いや講習会も受けることができるカフェ
近江八景の一つ粟津の晴嵐から名前をとった半生菓子の「粟津の里」はお好みの色でオーダー可能です。

近江商人の心得に「売り手に良し、買い手に良し、世間に良し」の「三方良し」という言葉があります。
黄瀬さんは、売り手よりもまず世間や買い手に配慮する「三方良し」を指針にしておられます。 
「孫に食べさせられないものは売らない。売って喜ぶのではなく買って喜ぶお菓子をつくる」というのが本家「亀末廣」の家訓。
買った人が良かったなと思ってもらえるよう、品質にこだわっている菓子は、贈り物に用いられることも多く、
お客さんからよく「あげた人から感謝された」という声を聞くそうです。

店内は温かみのある老舗のお菓子屋さんという雰囲気ですが、オーガニックカフェもあり、お友だちとの茶話会も楽しめます。

さらに、黄瀬さんによる陰陽五行占いや講習会も受けることができるとのこと!

御菓子司 膳所(ぜぜ) 亀屋(かめや)廣房(ひろふさ)

所在地:滋賀県大津市本丸町3-7
アクセス:京阪石坂線中ノ庄下車2分

営業時間:10:00~15:00
(その他の時間も予約にて対応可能。お電話等にてお問い合わせください)
定休日 :不定休
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
TEL:077-522-3927

その他:2階和室にて10名程度の団体客、宴会の受入れも可能(キッチン付き)(利用2時間まではお茶代のみで利用可能。2時間以上は一人500円。)