組合員活動報告

~オンライン講演に変更となりました~紛争地、被災地からの声を伝える -コロナ後にどんな社会を目指すのか-

2021.2.13

◇開催日:2021年2月13日
◇主 催:理事会特別講演会PJ
◇場 所:①キャンパスプラザ京都    
     ②ZOOM(ウェビナー)

新型コロナウィルス感染症による緊急事態宣言発令中ということもあり、安田さんには東京からオンラインで講演していただきました。
海外の紛争地での取材を続けてこられた安田さん。シリアで出会った女の子の言葉が印象的です。
自宅前で遊んでいたところ被弾。片足がちぎれた状態で病院に運ばれます。
「私たち何も悪いことしてないよね。だからこんなことやめてほしいっておっきい人たちに伝えて」と安田さんに伝えた女の子。「おっきい人」とは「大人」。こんなことが起きてしまう社会にしてしまったのは私たち大人。心がひしひしと痛みます。私たちにできることは?
世界では数多くの難民がひどい環境下での暮らしを強いられています。難民の現状、そして難民を受け入れない日本、そんな現実もお話しいただきました。新型コロナウィルス感染症の影響をひどく受けるのも、弱い立場にある人々。
また、東日本大震災以降は、陸前高田市の取材も継続。写真を通して、被災された方々のことを伝えていただきました。様々なエピソードからも、私たちがどう考え、どう行動するか?
それを常に問いかけられるように感じる講演会となりました。